日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
膵頭十二指腸切除術後の門脈狭窄による挙上空腸静脈瘤出血に対して門脈ステントが有効であった1例
西原 悠樹脊山 泰治高橋 正道松岡 勇二郎工藤 宏樹鹿股 宏之真栄城 剛宮本 幸雄
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2019 年 116 巻 3 号 p. 249-255

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抄録

症例は86歳,男性.膵頭部癌に対し膵頭十二指腸切除術,門脈合併切除再建を施行した.術後10カ月から貧血が進行し,CTにて門脈狭窄と腹水,挙上空腸静脈瘤を認め,静脈瘤からの消化管出血が貧血の原因と診断した.これに対し回結腸静脈経路で門脈ステント留置,側副血行路コイル塞栓を行った.治療後のCTでは挙上空腸静脈瘤の消失を認め,現在初回手術より3年4カ月無再発生存中である.

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© 2019 (一財) 日本消化器病学会
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