日本消化器病学会雑誌
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今月のテーマ(総論):胆道ドレナージup to date
胆道ドレナージの歴史的変遷と現状
良沢 昭銘谷坂 優樹水出 雅文
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2022 年 119 巻 4 号 p. 277-284

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抄録

非手術的胆道ドレナージは,経皮経肝ドレナージであるPTBDと内視鏡的ドレナージであるEBDに大別される.EBDは外瘻術であるENBDと内瘻術であるEBSに分けられ,ステントにもプラスチックステントと金属ステントがある.これらのドレナージ法やステントはより安全で確実,そして長期開存を期待して開発されてきたが,それぞれ長所と短所があり病態や閉塞部位,患者の状態などにより最適のものが選択される.さらに近年,内視鏡的アプローチが困難な症例に対してバルーン内視鏡やEUSを用いたアプローチ法も開発されてきた.本稿では,各種胆道ドレナージ法の歴史的変遷と現状について概説する.

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© 2022 (一財) 日本消化器病学会
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