和歌山労災病院消化器科
2000 年 97 巻 5 号 p. 590-594
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は73歳,男性.左季肋下部痛,発熱にて入院.CTにて肝左葉から突出した15cm大の嚢胞があり,網嚢にも液体貯留あり.経皮的ドレナージにて黄白色混濁液が排液され,Streptococcus milleriとKlebsiella pneumoniaeが検出された.嚢胞造影で網嚢への穿破が確認された.嚢胞内に塩酸ミノサイクリンを注入し,嚢胞は著明に縮小した.嚢胞造影およびERCPにて嚢胞と胆管との交通は確認できなかった.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら