半田市立半田病院内科
春田内科
愛知県厚生農業協同組合連合会渥美病院内科
2001 年 98 巻 2 号 p. 162-166
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症例は53歳の男性.上腹部痛,黄疸の精査目的で入院となった.各種術前画像所見にてVater乳頭近傍の巨大有茎性腫瘤が十二指腸水平部に逸脱,嵌頓していると診断し,開腹手術時の胆道造影,迅速凍結標本にて腫瘤は十二指腸乳頭部癌と確定診断された.本症例は有茎性乳頭部癌が十二指腸水平部に逸脱し,その茎部が大動脈と上腸間膜動脈の間に挟まれ嵌頓状態となり,十二指腸の通過障害と閉塞性黄疸を来したと考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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