農学オープンアクセスジャーナル
Online ISSN : 2436-3987
X線CTを用いた木材の密度分布測定における誤差の検討
畑中 春樹, 田中 孝
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 5 巻 1 号 p. 1-6

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抄録
建築や土木に用いられる材料は、力学性能の信頼性が重要である。無垢の木材や木材をプラスチックと組み合わせたWPCsと呼ばれる複合材はいずれも建築や土木に用いられるが、それら材料はときに密度が不均一である。密度の不均一性は力学性能に影響を与えることから、ときに建築や土木の材料としての信頼性に影響を与えうる。そこで本研究では、X線CTを用いた木材-プラスチック複合材の密度分布を非破壊的に推定する方法を提案し、推定値の標準誤差を評価することを目的とした。実験結果から、本研究で示した方法によりさまざまな木材の密度分布を測定できることが示された。推定値の標準誤差は0.0083 g/cm3程度であると評価された。この方法は木製品の品質管理などに有用と考えられる。一方、ポリエチレンの密度分布測定は本研究で提案した手法では難しいことが示された。その原因については今後の課題である。
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