日大医学雑誌
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総説
腰部脊柱管狭窄症の診断と治療
―ガイドラインを中心に―
大島 正史徳橋 泰明
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2012 年 71 巻 2 号 p. 116-122

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抄録

腰部脊柱管狭窄症は脊柱管の変性により馬尾または神経根が絞扼されるために,下肢のしびれや間欠性跛行を呈する疾患である.一般に 50 歳頃より発症し,加齢とともに増加し,脊椎疾患では最もポピュラーな疾患のひとつである.しかし,本疾患の定義はいまだに確立されていない.2011 年に診療ガイドラインが発行されエビデンスに基づく腰部脊柱管狭窄症へのアプローチが徐々に明らかになってきており,今回ガイドラインを中心に最新のトピックスを加えながら診断と治療について紹介する.

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© 2012 日本大学医学会
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