産業医学レビュー
Online ISSN : 2435-1059
Print ISSN : 1343-6805
データヘルス、コラボヘルスの現状と今後の方向性
中尾 杏子井出 博生古井 祐司
著者情報
解説誌・一般情報誌 フリー

2023 年 36 巻 2 号 p. 99-

詳細
抄録
保険者がレセプト等のデータに基づき保健事業の実施や評価・見直しを行うデータヘルス計画は、2023年度が第3期計画の策定年度に当たる。職域で保健事業を効果的・効率的に実施するには、事業主との連携が鍵となる。事業主側も健康経営や人的資本経営の推進により、保険者と連携して労働者の健康増進を図るコラボヘルスの重要性が増している。コラボヘルス推進に向けては、保険者・事業主間データ共有の難しさや、連携状況を測る指標不足などの課題が残る。
著者関連情報
© 2023 公益財団法人 産業医学振興財団
前の記事 次の記事
feedback
Top