脳と発達
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小児神経筋疾患における骨格筋の超音波検査 (筋エコー) の検討
八木 芳雄天野 芳郎花岡 康彦安河内 聡原 洋治武田 伸一赤羽 太郎
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1987 年 19 巻 3 号 p. 204-209

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抄録
骨格筋の超音波検査 (以下筋エコーと略す) を小児神経筋疾患が疑われた23例に施行した.筋エコーは, Bモードにて横走査と縦走査の2方向から筋肉内・筋膜・骨エコーを検索し, その輝度によりGrade 0~4の5段階で評価した.
Grade 1の軽度変化群と判定した症例では, 筋生検で筋の大小不同が確認され, 軽度の筋病変を把握することが可能であった.
筋エコーは侵襲が少なく, 筋生検の必要性の有無判定ならびに施行部位の決定にも有用で, 経時的な長期経過観察も可能であり, 小児に適した検査法であった.
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© 日本小児小児神経学会
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