脳と発達
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小児神経疾患におけるMRIの役割
吉川 宏起塩野 孝博町田 徹飯尾 正宏
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1989 年 21 巻 2 号 p. 104-112

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抄録
近年, 急速な発展を遂げている非侵襲的な画像診断法であるMRIについて, その特徴とX線CTとの比較を行う.MRIの利点は任意の断層像が得られることとコントラスト分解能が高いことである.しかし小児を対象とする場合の大きな問題点は検査時間が長いことで, 慎重な前処置が必要である.小児神経疾患におけるMRIの役割はCTでは検出しにくい髄靴の異常や骨によるアーチファクトが問題となる領域の病巣の検出などにある.後者では脊柱管内の病巣の検出能でMRIの有用性は特に高い.
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© 日本小児小児神経学会
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