東京慈恵会医科大学青戸病院小児科
東京慈恵会医科大学小児科
1992 年 24 巻 3 号 p. 298-300
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てんかん児の4例に, single photon emission computed tomography (SPECT) 検査で小脳の血流低下を認めた. 小脳とてんかんの関係は古くから論ぜられている. 即ち, 小脳が大脳の痙攣発作に対して抑制機能をもっていること, 痙攣発作で小脳障害が引き起こされることが言われている. 4例にみられた小脳の血流低下もてんかんの病態に何らかの関りがあると考え報告した.
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