草加市立病院耳鼻咽喉科
神経耳科学研究室
埼玉医大耳鼻咽喉科
1990 年 33 巻 4 号 p. 317-325
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9例の迷路梅毒症例を1年から5年半に亘って経過観察した。全症例が両側の難聴・耳鳴を訴え, 7症例が反復するめまい発作を伴った。全症例が血管拡張剤と, 副腎皮質ホルモンで治療された。4耳 (3例) において, 難聴は進行し, 又4耳 (3例) において, 温度刺激検査の結果が悪化した。この結果は従来報告された他の治療法による症例とほぼ同様の結果であった。
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