富士市立中央病院耳鼻咽喉科
1994 年 37 巻 6 号 p. 671-677
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血管腫は良性の腫瘍で外科的手術が原則であるが, 鼻副鼻腔領域では手術の際, 良好な視野を得難い上, 血流が豊富なため大量出血の危険がある。我々は鼻副鼻腔に発生した血管腫の3例を経験し, それぞれ経鼻法, 経口蓋法, 経上顎洞法により摘出した。うち2例では動脈塞栓術と外頸動脈結紮術を併用し, 全例で出血量を極めて少量に抑える事ができた。
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