学習院大学理学部物理学科
2003 年 72 巻 2 号 p. 163-168
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量子力学では測定によって測定対象の状態は一般に変化し,場合によっては,遠く離れた場所の測定間に古典的にはありえない相関が生じる.このような量子力学的な効果を利用すると,新しい応用が可能であることがわかり,実験的な研究も進展している.本稿では,量子通信の意義について述べたあと,特にパルス光を用いた実験を中心に,量子通信実験の現状を報告する.
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