産業技術総合研究所 人間福祉医工学研究部門
2003 年 72 巻 5 号 p. 578-581
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文字の読みやすさは,生活環境の安全性や快適性を整備するうえで必要不可欠な課題であり,現代の高齢社会においては,幅広い年代層での視覚特性の変化を考慮する必要に迫られている.公共空間の標識や案内表示など文字の可読性を確保するには,これを評価し,適正化する方法の確立が望まれる.そこで,これまでに提案されてきた可読性評価の方法を紹介するとともに,視力や空間周波数特性など視覚機能に基づいた可読性評価の重要性について述べる.
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