応用物理
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最近の展望
光格子時計−18けたの周波数精度をめざして
香取 秀俊
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2005 年 74 巻 6 号 p. 726-730

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抄録

光周波数のコヒーレント計測技術の進歩により,15けた超の光周波数計測が可能になった.この精度はセシウム時計によるSI秒の実現で制限されており,これに代わる,より高精度な“秒”の実現が可能な,新しい定義が模索されている.われわれは,原子に印加する摂動を巧妙に“エンジニアリング”することで,18けたもの高精度な光周波数計測を実現可能な“光格子時計”の手法を提案した.この研究の背景と実験の現状,および展望について述べる.

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© 2005 公益社団法人応用物理学会
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