応用物理
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Print ISSN : 0369-8009
最近の展望
先端DRAMにおけるデータ保持時間の変動現象のメカニズム
−単一点欠陥が引き起こすデバイス劣化現象−
梅田 享英
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2007 年 76 巻 9 号 p. 1037-1040

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抄録

ダイナミックRAM(DRAM)において重要な問題となっているデータ保持時間の変動現象,VRT(Variable Retention Time)について,筆者らの最近の結果をもとに紹介する.この現象は,データ保持時間が2値化され,その間の遷移が繰り返される双安定性現象であり,DRAMのメモリーセルのトランジスタに含まれるたった1個の双安定結晶欠陥がその原因と考えられる.筆者らはトランジスタ内部の結晶欠陥の観察結果から,その微視的起源をシリコン空孔-酸素複合欠陥(V2Ox 欠陥)と考えた.本稿では,この欠陥とデータ保持時間の2値化がどのように結びつくのかを説明したい.

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© 2007 公益社団法人応用物理学会
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