2008 年 77 巻 1 号 p. 45-48
エネルギー,環境問題は日々深刻になり,生活スタイルの改善と新技術開発の必要性が叫ばれている.この問題を解決する切り札の一つとして,廃熱から発電できる熱電変換に注目が集まっている.酸化物系熱電材料はそのほとんどが日本で開発され,世界中で盛んに研究が進んでいる.耐熱性,安全性,経済性に優れた酸化物材料を用いた発電器(モジュール)製造の開発も進み,実用化に近づきつつある.ここでは,酸化物熱電モジュールの作製技術や発電特性など最近の開発状況について紹介する.