2008 年 77 巻 4 号 p. 426-430
持続可能な社会の構築を目指して,エネルギー環境学習は,世界規模でますます盛んになっている.エネルギー環境学習のキーワードは“Think globally, act locally”であり,この実現には幼稚園から小中高等学校,大学から社会人までを含めた体験的な学習が必要になる.日本でも,県や地域単位でエネルギー環境学習を行うための拠点形成が試みられており,その拠点を中心に,教材開発や学習プログラム策定,学習のための地域連携ネットワークの構築,理科工作体験教室や連携授業などの学習実践活動がなされている.ここでは,岩手県を例に取り,教材開発や学習プログラム例,理科教室や小学校の総合的な学習の時間での実践,また地域ネットワークの紹介などを行う.