2009 年 78 巻 3 号 p. 242-247
フォトリフラクティブ位相共役鏡を用いてレーザー増幅器内部の熱収差補正を行い,高品位で高出力なピコ秒パルスレーザーの開発を行った.74W励起で26Wの出力が得られ,出力光のビーム品質はほぼ回折限界であった.繰り返し周波数0.33〜1MHzの範囲で動作し,ピークパワーは2.8〜6.8MWに達する.第2の増幅器をカスケードに配置することで,さらなる高出力化を行い,平均出力75Wを達成した.このレーザーシステム設計の指針と今後の展開について概説する.