応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
解説
姿を現した長尺イットリウム系高温超伝導線材とその応用
和泉 輝郎
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2010 年 79 巻 1 号 p. 14-19

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抄録

高温超伝導材料の発見以来,液体窒素温度における応用も含めて超伝導応用への期待が高まっている.開発先行しているBi系超伝導線材に対し,Y系超伝導線材は,さまざまなメリットがうたわれていたが,その作製の難易度の高さにより開発が遅れていた.この技術分野において国家プロジェクトで大きな進展がみられ,500mで300A/cm幅のI c を有する線材が作製できるレベルまで到達した.この成果を受けて機器の要素技術開発が開始され,昨年度からは本格的に電力機器技術開発が始動しており,この線材がようやく世に姿を現そうとしている.本稿では,上述プロジェクトの成果を中心にY系超伝導線材の現状を総括し,さらにその展開として機器開発の状況を紹介する.

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© 2010 公益社団法人応用物理学会
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