応用物理
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Print ISSN : 0369-8009
総合報告
ビスマス系高温超伝導線材を用いたエネルギー・環境応用最前線
林 和彦
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2010 年 79 巻 1 号 p. 3-13

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抄録

ビスマス系超伝導体が金属材料技術研究所(現物質・材料研究機構)の前田博士らによって発見されて以来,住友電工ではこの物質の線材化,応用製品開発に取り組んできた.この間20年以上が経過し,線材の長尺化,高性能化が着実に進展し,実用規模の応用プロトタイプの試作や実証プロジェクトが世界規模で行われている.線材化では加圧焼結法の開発によりビスマス系超伝導線材が工業材料としての地位を確立し,応用分野として電力ケーブルや船舶用などの大型モーターの開発が実用期を迎えようとしている.超伝導は究極の省エネ技術であり,炭酸ガス排出削減,地球温暖化防止に貢献できる技術として,実用化の促進が期待されている.

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© 2010 公益社団法人応用物理学会
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