応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
研究紹介
アルコールを原料とした単層CNT合成技術の開発
丸山 茂夫千足 昇平
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2010 年 79 巻 10 号 p. 902-905

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抄録

アルコールを原料とした触媒CVD法は,合成可能温度範囲や圧力範囲が広く,簡便な装置で高純度のサンプルが合成できることから,最も一般的な単層CNT合成法となっている.また,基板に対して垂直配向や水平配向,架橋合成,パターン合成などのさまざまな形態の単層CNTの合成が実現し,成長メカニズムの分析のためのその場成長観察,新たな触媒微粒子の探索などが進んでいる.さらに,単層CNTの直径制御,2層CNTやグラフェンの合成も実現している.

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© 2010 公益社団法人応用物理学会
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