(独)産業技術総合研究所 ナノチューブ応用研究センター
2010 年 79 巻 10 号 p. 929-933
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カーボンナノ材料のバイオ応用研究が進み,ガンの新規治療法開発を目的とした研究が盛んに行われている.カーボンナノチューブやカーボンナノホーンは,多様な化学的,物理的修飾により多機能性を獲得できるため,がん治療に有望であることが明らかとなってきた.本稿では,カーボンナノチューブのドラッグデリバリーシステムの現状を紹介するとともに,われわれの行ってきたカーボンナノホーンのマウスにおける抗がん治療成果を紹介する.
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