(独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター(NMIJ/AIST)
2011 年 80 巻 9 号 p. 814-819
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
「測定の不確かさ」は,七つの国際機関の協力で1993年に発行された「計測における不確かさの表現のガイド」により国際的に使用が推奨されることとなった比較的新しい概念である.その後,世界的な規模でその概念や推定法の普及活動が行われた結果,今日では,適合性評価活動での使用を中心に,計測の信頼性を示す定量的パラメータとして「誤差」より有力な用語となっている.本稿では,その経緯,背景,適合性評価での役割と推定法のあらましについて概説する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら