応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
解説
次世代光源としての高性能有機ELデバイスの現状と今後の課題
笹部 久宏, 城戸 淳二
著者情報
ジャーナル フリー

2013 年 82 巻 6 号 p. 475-479

詳細
抄録

有機ELデバイスは,有機半導体を使用する全固体型発光デバイスである.近年の材料化学の進歩により飛躍的に性能が向上し,ディスプレイのみならず照明用途の本格的な実用化が進められている.白色有機ELパネルの効率は蛍光灯を超えるレベルに達し,課題であった高輝度下での寿命も,タンデム構造の利用により1000cd/m2で10万時間が実現された.2013年には,タンデム型白色有機ELをベースにした大型有機ELテレビが商品化されるのを皮切りに,有機ELデバイスがこれまで以上に大きく飛躍する年になる.本稿では次世代光源として期待される高性能有機ELデバイスの現状と今後の課題について述べる.

著者関連情報
© 2013 公益社団法人応用物理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top