応用物理
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Print ISSN : 0369-8009
解説
有機トランジスタの物理と今後の課題
竹谷 純一
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2013 年 82 巻 6 号 p. 468-474

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抄録

有機トランジスタは有機半導体を活性層とする,MOS型の電界効果トランジスタである.有機半導体の中には,溶媒によく溶ける化合物があるため,溶液を塗布して半導体薄膜を形成することが可能で,印刷技術を応用し,低コストかつ大面積のデバイスをプラスチックフィルム上に生産する革新的な産業に期待が寄せられている.本稿では,高性能な有機トランジスタを実現するキーとなる,分子間に広がった電子状態によるキャリヤ伝導の物理について紹介し,移動度10cm2/Vsを超える印刷可能な単結晶有機半導体の産業応用への展望と課題について述べる.

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© 2013 公益社団法人応用物理学会
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