2014 年 83 巻 6 号 p. 478-481
3次元のナノ粒子状構造体をイムノアッセイの基材として用いることで,抗体固定化量が増加し高感度な分析が可能となった.この3次元構造体をマイクロチップに搭載することで4時間の分析を20分に短縮できた.ナノ粒子状からファイバ構造の3次元構造体では,ファイバを通して試料溶液を吸引させることができ,律速段階となっている物質拡散の効率化を図り,5分というイムノアッセイの分析時間を達成した.3次元ナノ構造体の利用により,高感度・迅速なイムノアッセイを実現できることを示せた.