応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
最近の展望
ランダム分散構造メタサーフェス
納谷 昌之
著者情報
ジャーナル フリー

2016 年 85 巻 4 号 p. 286-289

詳細
抄録

光の波長よりも小さな金属微粒子やその分散構造の光応答は,近接場光の発生を考慮すればLCR等価回路と考えることができる.その考えに基づけば,金属微粒子をランダムに配置した構造でもメタマテリアルやメタサーフェスとして機能することを予測することが可能である.我々は,銀ナノ平板微粒子をランダムに分散した銀ナノ石畳(NASIP)構造によって透明度が高く日射遮熱効率がよいメタサーフェスを開発した.本稿では,NASIPを題材としてランダム配列メタマテリアルの動作原理について説明し,さらに将来の可能性について述べる.

著者関連情報
© 2016 公益社団法人応用物理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top