名古屋大学 大学院工学研究科応用物質化学専攻
2017 年 86 巻 11 号 p. 988-992
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分子動力学(MD)シミュレーションでは,研究対象となる現実の物質と同じ振る舞いをする原子や分子で構成された系を,計算機の中に作り出します.そして,実際に構成分子の運動方程式を解くことにより,それらをある温度,圧力などの下で時間発展させ,熱平衡状態を実現させたうえで静的,動的性質を解析し,物質の振る舞いを原子,分子レベルで研究しようとするものです.つまり,計算機による物質の観察,一種の実験に相当します.
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