東北大学 電気通信研究所
2017 年 86 巻 7 号 p. 565-569
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不揮発性スピントロニクス素子と半導体集積回路を融合することで,情報処理・通信機器の低消費電力化,高性能化が期待される.スピントロニクス素子に情報を書き込む新しい手法として,近年,スピン・軌道相互作用を利用したスピン軌道トルク(SOT)誘起磁化反転が注目されている.本稿では,当技術に関する最近の研究成果を紹介し,モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)などの分野にどのような変革をもたらしうるかについて展望する.
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