応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
研究紹介
ダイヤモンドを利用した高圧力下電気抵抗測定装置の開発
松本 凌, 高野 義彦
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2018 年 87 巻 6 号 p. 416-420

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抄録

高圧力印加は,物質の結晶構造や電子状態を直接制御できる強力な手法である.ダイヤモンドアンビルセル(DAC)は高圧力下物性測定の代表的なツールである一方,実験的な難易度が極めて高く,国内でも限られたグループしか取り扱えない.我々は,誰でも簡単に高圧力実験を行えるようにするため,電極や絶縁層など物性測定に必要な機能を備えた新しいDACを開発した.電極材料にはホウ素ドープ金属ダイヤモンド,絶縁材料にはアンドープ絶縁体ダイヤモンドを用いており,高圧力下での安定動作と再利用性を兼ね備えている.本稿では,開発した装置により測定した熱電物質SnSeや,鉄系超伝導体FeSeの高圧力下電気抵抗測定の結果も報告する.

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© 2018 公益社団法人応用物理学会
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