京都大学化学研究所
2024 年 93 巻 2 号 p. 82-88
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超伝導ダイオード効果とは,順方向には電気抵抗ゼロの超伝導状態になるが,逆方向には有限抵抗の常伝導状態になる現象である.この効果は,現在の電子デバイスの構成要素の1つである半導体ダイオードとの類似性から,超低消費電力で使用できるダイオードや整流器などさまざまな応用が期待されている.また最近,磁化によって制御されるゼロ磁場超伝導ダイオード効果が実証された.これは,磁化を利用して超伝導を不揮発に制御する新たな可能性を開くものである.ここでは超伝導ダイオード効果について解説し,将来展望を述べる.
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