応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
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中性子を利用した橋梁(きょうりょう)非破壊検査装置の開発と現状
若林 泰生
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2026 年 95 巻 9 号 p. 503-507

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抄録

橋梁など多くのインフラコンクリート構造物の3大劣化要因の1つである塩害に対し,屋外で利用可能なコンクリート構造物の非破壊計測技術の開発を行った.本技術は,中性子を対象物に照射し,内在する元素との反応で生じる即発ガンマ線を計測し,元素の定量手法である中性子誘導即発ガンマ線分析を用い,コンクリート橋の塩害点検に必要な深さ方向の塩分濃度分布を計測し,鋼材を腐食させ始める塩分濃度1.2kg/m3を検知し,構造物を傷つけず完全な非破壊計測を可能とする新たな非破壊計測技術である.

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© 2026 公益社団法人応用物理学会
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