主催: 日本心理学会第84回大会準備委員会(東洋大学)大会長 大島尚
会議名: 日本心理学会第84回大会
回次: 84
開催地: 東洋大学白山キャンパス
開催日: 2020/09/08 - 2020/11/02
マインドフルネスと関連して近年注目されるのがコンパッションである。コンパッションとは,人の困難への感じやすさと,その軽減を望む気持ちやそのための行動を意味する(Gilbert, 1998)。特に,これを自分自身に向けるセルフ・コンパッションは,マインドフルネス認知療法の効果の中核要素でもある(Kuyken et al., 2010)。こうしたコンパッションやセルフ・コンパッションを中核とした心理療法プログラムが,近年多数開発されている。本シンポジウムでは,Compassion Focused Therapy,Mindful Self-Compassion,そしてG.R.A.C.E.プログラムという3種類のCompassion Based Approach(CBA)について,その理論と実際を,各療法を専門とする研究者が紹介する。そして,指定討論者に臨床/健康心理学に造詣の深い大竹恵子氏を招聘し,CBAの本質とそれぞれの個性について議論したい。
所属訂正
(誤)
話題提供者:富田 拓郎(琉球大学),石村 郁夫(中央大学文学部)
(正)
話題提供者:富田 拓郎(中央大学),石村 郁夫(東京成徳大学)