日本心理学会大会発表論文集
Online ISSN : 2433-7609
日本心理学会第85回大会
セッションID: JPAS-008
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日本心理学会企画シンポジウム
コロナ禍での「留学生ネットワーク」を活用した “つながり作り” と支援
日本心理学会 国際委員会​毛 新華安藤 清志清水 由紀杉若 弘子佐藤 徹男藤平 真由美鈴木 華子法 卉湯 立劉 夢思石井 治恵宮田 裕光
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抄録

2019年より設立され日本心理学会「留学生ネットワーク」は,心理学を学んでいる留学生をサポートする組織として,これまで毎年シンポジウムを開催し,心理系留学生にまつわる様々な事柄や,各方面からの貴重な経験などを共有してきた。2020年から,コロナウィルス感染症パンデミックは世界の様子を一変させた。そのような状況の中で,日本に入国できないことをはじめとする活動が大幅に制限された留学生たちは,困難な状況下においても勉学生活の継続に,自分自身,そして周りから様々な支援をもらいながら,懸命に頑張っている。今回のシンポジウムでは,留学生たち自身の努力による「自助」,留学生同士で助け合う「互助」,そして,指導教員や留学生相談機関がサポートを提供する「公助」の観点から,「留学生ネットワーク」を活用した“つながり作り”と支援という問題にアプローチしていく。なお,今年度のシンポジウムのテーマは,留学生ネットワークの会員から募集する形をとった。ポストコロナの状況を見据えて,会員参加型の活動を展開していきたい。

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