抄録
はじめに ボリビア・リベラルタに集住してきた戦前の 日本人については、1960 年代後半から80 年代に は聞き取り調査など、その実態について多くの 成果が見られ、1970 年、移住編纂委員会による 『日本人ボリヴィア移住史』が刊行され、続いて 1999 年には、ボリビアへの日本人集団移民100 周年を記念した『日本人移住100 周年誌 ボリ ビアに生きる』(以下、『100 周年誌』)が刊行さ れた。後者は、この時点で現存するほとんどの一 次史料を活用している。但し、『100 周年誌』の 性格から、それら一次史料を十分に吟味、活用し ているとは言い難く、これがリベラルタ(及び他 のボリビア地域への移住者の)研究を進めるた めの次の課題となっている。
本発表では、研究を進めていく上で、今後特に 重要と思われる近年見つかった「リベラルタ日 本人協会議事録」の史料について確認していく。
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