2022 年 75 巻 27 号 p. 277-379
日本弁理士会中央知的財産研究所では,令和2 年11 月から,鈴木將文主任研究員の下,「知的財産権のエンフォースメントの新しい地平」を研究課題として研究を行ってきた。その研究成果は本号(別冊パテント第27 号)において詳細に報告される。
さらに,令和4 年3 月8 日に開催された日本弁理士会中央知的財産研究所主催第19 回公開フォーラムにおいて,研究成果の一部(学習済みプログラムのパラメータの保護,多様なビジネスモデルの下での損害賠償,方法特許の消尽論,特許権の延長登録制度,および新意匠に係る権利行使に関する研究)について,それぞれを担当した研究員から発表が行われた。本報告は第19 回公開フォーラムの内容を講演録としてまとめたものである。