日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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チタン酸アルミニウム—ムライト低熱膨張—高強度複合体の作製
伊岐見 将之櫻田 修橋場 稔尾畑 成造島田 忠
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p. 176

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抄録
チタン酸アルミニウム(AT)は、内部にマイクロクラックを持つことにより低強度であるが低熱膨張を示す。本研究室ではこれまでに、ATと高強度セラミックスを複合化することで低熱膨張と高強度を同時に併せ持つセラミックスの製造が可能であることを報告した。本研究では、高強度であるが中熱膨張を示すムライトとATの複合体を鋳込み成形で作製する際の泥漿の調製条件、ATとムライトの混合比、ATの粒径、焼成温度を変化させて低熱膨張かつ高強度な複合体の製造を試みた。
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©  日本セラミックス協会 2002
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