日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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高分子系分散剤の分子構造と作用機構
新 大軌坂井 悦郎本多 進伊藤 昭則大門 正機
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p. 195

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抄録
非イオン系のポリエチレンオキシドなどをグラフト鎖とする櫛形高分子を主成分としたポリカルボン酸系分散剤が、高流動コンクリートの施工等に実用されている。ポリカルボン酸系分散剤はアルカリ塩などを含まず、分子構造をさまざまに変化させる事ができるので、セメントの分散剤としてだけでなく、電子材料やその他の無機粉体の分散剤として広範に応用されるものと期待されている。しかし、セメント以外の無機粉体に対するポリカルボン酸系分散剤の吸着特性、分散作用などを具体的に論じた例はまだ少ない。そこで本研究では生体材料として実用されているα-TCPに対するポリカルボン酸系分散剤の吸着特性、分散作用について分散剤の分子構造、液相中のイオン濃度などの点から検討を行った。さらに分散剤を用いることで水粉体比を減少させ、α-TCPの高強度化の可能性について検討した。
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©  日本セラミックス協会 2002
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