抄録
金属-EDTA錯体粉末を出発原料として、Y2O3:Eu赤色蛍光体粉末の合成を行った。金属-EDTA錯体粉末はスプレードライ法によって金属-EDTA錯体溶液を加熱乾燥することで得た。得られた粉末の粒間金属組成をパーティクルアナライザーで測定した。その結果、粒間金属組成は混合EDTA粉末で幅広く分布し、スプレードライ法で作製された混合EDTAから得られたY2O3:Eu粉末でほぼ均一になった。Y2O3:Eu粉末から得られたカソードルミネッセンスは、焼成温度を上げるほど大きくなり、Y2-xO3:Euxでx=0.12のときに最大になった。