抄録
二流体ノズルを用いたスプレードライにより金属-EDTA錯体粉末を調製した。スプレーノズルは二流体ノズルを使用し、そのスプレー条件を変化させた。これを電気炉で焼成することにより蛍光体を得た。走査電子顕微鏡および粒度分布測定により二流体ノズルのスプレー条件による微粒子化の可能性を評価した。このスプレードライにより微粒状の(Y, Eu)-EDTA錯体粉末が得られ、またY2O3:Eu粉の粒径も縮小した。またこれらの粒径はスプレー空気圧の増加に伴い小さくなる傾向にあることが判った。(Y, Eu)-EDTA錯体粉末とY2O3:Eu粉はいずれも凝集のない球状を呈していた。