抄録
p型熱電材料Ca3Co4O9は、電気伝導率の異方性が大きいため、この物質をバルク素子として実用化するためには多結晶の粒子配向技術が鍵となる。板状粒子をテンプレートとして20%含む混合粉末をテープ成形し、焼結過程で粒成長を促すTemplated grain growth法により、高配向度の(Ca0.9Bi0.05Na0.05)3Co4O9基セラミックスを作製した。ホットプレスとの組み合わせにより高密度化による電気伝導率が向上し、熱電出力係数は5.9×10-4W/mK2(@1073K)に達した。