日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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石炭灰のゼオライト化条件と生成プロセス
稲田 幹江口 ゆかり上原 雅人榎本 尚也北條 純一
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p. 30

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抄録
石炭フライアッシュはシリカとアルミナを含んでいるため, アルカリ処理によりゼオライトに転換できる。7種類の石炭フライアッシュを2.0M NaOH水溶液と混合し, 約100℃で5h加熱した。XRDより, 生成物はzeolite Na-Pとzeolite NAex K-Fであることがわかった。ゼオライトの生成量はフライアッシュ中の非晶質量に依存していた。高Si/Al比, 小粒径で非晶質含有量の多いフライアッシュから、高機能のゼオライトが生成することがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2002
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