日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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酸化物複合材料系力学量センサ材料(3)
La1-xSrxMnO3のSr置換量が特性に及ぼす影響
浅井 満牧野 浩明田島 伸
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p. 488

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抄録
力学量(荷重, 歪, 圧力)検知機能を有しかつ構造部材として使用できるセンサ材料の創製を目的として、ジルコニアをマトリックスとして、圧力抵抗効果を有する酸化物セラミックス(La, Sr)MnO3を分散させた複合材料の開発を進めている。本報告では、Sr添加量が(La, Sr)MnO3の特性に及ぼす影響を調べた。その結果、(La, Sr)MnO3中のSr置換量0.25∼0.3、LSMO添加量28mass%∼30mass%において、センサの基本特性である圧力抵抗変化率、温度抵抗変化率のバランスが良好となる複合材料を得た。
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©  日本セラミックス協会 2002
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