日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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CVD SiCのN2-O2およびAr-O2雰囲気におけるPassive酸化とバブル発生
本間 尚志後藤 孝
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p. 59

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抄録
CVD SiCのpassive酸化およびバブル発生挙動をAr-O2およびN2-O2ガスを用いて観測し、SiCの酸化速度およびバブル発生挙動に及ぼす窒素の影響を検討した。1985K以下、02分圧1kPa以上ではAr-O2、N2-O2雰囲気ともにlinear-parabolic則に従うpassive酸化が観測された。低温·低酸素圧でparabolic則へと遷移するが、N2-O2雰囲気ではより高温·高酸素圧側で遷移が観察された。1985K以上ではいずれの雰囲気でもO2分圧によらずバブルの発生が見られた。1985K以下ではpassive酸化とバブル発生酸化の境界O2分圧は温度の上昇とともに高くなったが、N2-O2雰囲気での境界O2分圧はAr-O2雰囲気より約1桁低い値であった。N2-O2雰囲気では酸化膜にamorphous-SiO2が残存するために酸化挙動に違いが生じたと考えられる。
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©  日本セラミックス協会 2002
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