日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 1B08
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ウラン系酸化物の光電気化学特性
*宇埜 正美堀坂 健太郎奥井 美帆子山中 伸介
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抄録
ウラン系酸化物・,AL_2U_2O_7(AL=K, Na)、AEUO_4 (AE =Ca, Sr, Ba)の光触媒活性を水の光分解による水素発生量によって調べた。これらの化合物はそれぞれの炭酸塩と二酸化ウランを出発物質として合成した。合成条件としては空気中において1000℃で20時間とした。ウラン系酸化物は粉末X線回折(XRD)により結晶構造を、走査型電子顕微鏡(SEM)により結晶粒径を測定した。それぞれの化合物の粉末を蒸留水中に懸濁し、500W-Xeランプからの光を照射し水素発生量を測定したところ、SrUO_4及びBaUO_4においては水素の発生が確認された。またバンドギャップエネルギー(E_g)を、バンド計算により評価した。
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©  日本セラミックス協会 2003
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