日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 2B11
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木質系廃棄物と石炭飛灰を原料とする炭素-ゼオライト多孔体の作製と吸着特性
*水谷 友則笹井 亮伊藤 秀章
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抄録
石炭飛灰はアルカリ処理により、様々なゼオライトへと転換でき、また木質系廃棄物は活性炭の原料となる。本研究ではこれらの産業廃棄物を同時に処理し、多孔体材料を作製することを目的としている。石炭飛灰、木質系廃棄物、ベントナイト、水を混合・混錬後、窒素雰囲気下600℃、または850℃で焼成した。次いで焼成体を2.0M水酸化ナトリウム水溶液中、120℃で20時間の水熱処理を行った。水熱処理後の試料からNa-Pゼオライト相が検出され、液相中でのメチレンブルーの吸着能を示した。
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©  日本セラミックス協会 2003
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