日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 2E05
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その場固化を用いたスラリー中ナノ粒子分散凝集の観察
*高井 千加藤 正督高橋 実中平 兼司堀田 禎
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抄録
ナノサイズ粒子は化粧品、電子材料、磁性材料など広範囲の応用が期待されている。スラリー中ナノ粒子の挙動は未知の部分が多く制御が困難である。そこでスラリー中ナノ粒子の分散状態の直接観察を試みた。ミクロン粒子ではその場固化を用いてスラリー状態を固定、成形体を薄片化し光学顕微鏡により透過光観察することで三次元構造を評価してきた。ナノ粒子は従来用いてきた光学顕微鏡ではとらえられないため電子顕微鏡を用いてその場固化成形体を観察し pH、粘度、ζ電位との関係を考察することが本研究の目的である。
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©  日本セラミックス協会 2003
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