日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 2E04
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炭化物系セラミックススラリーの液中凝集特性
*佐藤 仁俊長谷川 円渋谷 麻衣子橋本 千尋神谷 秀博
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抄録
SiCあるいはTiCの濃厚スラリー中での凝集特性に対する高分子分散剤構造の影響を解析するため,親水基:疎水基比の異なる数種類の高分子分散剤をアクリル酸とスチレンまたはアクリル酸メチルモノマーを用いて合成した。スラリーの粘度が極小となる高分子分散剤の最適な親水基:疎水基比m:nは, 疎水基の構造に依存した。例えばアクリル酸/スチレン共重合体の場合、最適な親水基:疎水基比は50:50だが、アクリル酸/アクリル酸メチルの場合は、親水基の比率が増加するにつれてスラリーの粘度が減少した。
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©  日本セラミックス協会 2003
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