日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 1B37
会議情報

チタニアナノホールアレイの光触媒活性
*濱口 豪山中 伸介宇埜 正美家田 章弘矢吹 信明中田 智昭
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
チタニアナノホールアレイを溶液プロセスで作成し、その光触媒活性を評価した。陽極酸化アルミナをフッ化チタン酸アンモニウム水溶液に室温で数十分から数時間浸すことによりチタニアナノホールアレイを作成した。作成したチタニアナノホールアレイを種々の温度で焼成した。作成した試料の結晶構造はX線回折線(XRD)を測定することにより評価した。Fig.1. にそのXRDパターンの結果を示す。Fig.1より、チタニアナノホールアレイの結晶構造は、未焼結状態ではアモルファスであったが、熱処理を施すことによりアナターゼ型となることがわかった。また、チタニアナノホールアレイのCH_3CHO分解性能を測定することで光触媒活性を、紫外可視吸光度測定(UV-VIS)により、そのエネルギー依存性を、BET法により比表面積の焼成温度依存性を測定した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2003
前の記事 次の記事
feedback
Top